若い人にも増えている眼瞼下垂の治し方とは?
いつも眠たそうに見られ、目つきが悪いと言われることが多い人は、眼瞼下垂(がんけんかすい)の可能性があります。
眼瞼下垂の原因はさまざまで、最近は、年齢の高い人だけでなく20代、30代の若い人にも増えている症状です。
今回は、あらゆる世代を悩ませている、眼瞼下垂とは何か、また、その治し方について解説します。
|若い人にも増えている眼瞼下垂
眼瞼下垂のタイプはさまざま
眼瞼下垂は、まぶたがたるんだり目の周りがくぼんだりといった症状として現れることが多いため、老化が原因で起こると思っている人が多くいます。
しかし、眼瞼下垂には、老化によって起こる老人性眼瞼下垂だけでなく、先天的にまぶたが開きにくい先天性の眼瞼下垂から、普段の生活習慣などが原因で起こる、後天性の眼瞼下垂まで多くのタイプがあります。
眼瞼下垂が若い人にも目立つようになった理由とは
最近は、若い人でも眼瞼下垂の症状に悩む人が増えてきていますが、特に、目立つのが20代、30代といった若い人の眼瞼下垂です。
若い人の眼瞼下垂に多い原因
若い人の眼瞼下垂の原因には、コンタクトレンズの間違った使い方が挙げられます。
また、目の周りの筋力が衰えて起こる場合や、花粉症やアトピーなどのかゆみで目の周りをこすりすぎることによって起こる場合もあります。さらに、アイメイクのし過ぎで、目の周りを必要以上にこすってしまうことが、原因となることも考えられます。
|もしかして自分も?こんな症状があったら要注意!
目が小さい人や目の周りにたるみがある人は、眼瞼下垂に気が付かずに放置してしまうことが多々あります。
早期に治療をするためにも、自分が眼瞼下垂なのか、ただのたるみなのかをきちんと見極める必要がありますから、まずは眼瞼下垂特有の次のような症状が出ていないか、確かめてみましょう。
眼瞼下垂の症状例
・二重の幅が変わったり、一重の時と二重の時があったりする。
・普通の状態で瞳の下の白目が目立って見える。
・目の周りが陥没している。
・見えにくいため、常にあごを突き出したような姿勢で物を見ている。
・常に眉毛が上がり気味になっている。
・普段からまぶたが重く感じられる。
・夕方近くなると、まぶたが重く感じられるようになり、開きにくくなる。
・肩こりや頭痛がひどい。
・目の奥が痛くなる。
眼瞼下垂はまぶたが邪魔になり、視力に影響を与えます。
その見えにくい状態を何とか解消しようとして目や周囲の筋肉に無理をさせることで、さらに視力を低下させることにもなってしまいます。
上のチェックリストにあるような症状が目立つようになったら、若くても眼瞼下垂の可能性があります。
眼瞼下垂にありがちな症状が見られたら、とりあえず眼瞼下垂を疑って、専門のドクターの診察を受けてみましょう。カウンセリングだけを受けることも可能です。
|眼瞼下垂を治すなら早めがベスト!
若い人にも見られる眼瞼下垂は、症状が軽いうちに治すのがベストです。
20代、30代で始まった眼瞼下垂を50代、60代まで放っておくと、目の周りのたるみの症状が進みます。
また別の原因による眼瞼下垂も積み重なることで重症化して、簡単には治せなくなってしまうことがあります。
そうすると、大掛かりな手術をしなければならない可能性もあります。
|早期なら切らずに眼瞼下垂を治せる
眼瞼下垂の治し方には、
・糸だけで簡単に治せる埋没法
・加齢によるたるみを取って眼瞼下垂の症状を緩和する眉下切開法
・中度から重度の眼瞼下垂にも効果が期待できる眼瞼下垂切開法(腱膜縫縮法)
など、切ることなく短時間で済ませられる施術から、切開を伴うためダウンタイムも長い施術まであります。
|眼瞼下垂が疑われたら専門のクリニックへ
眼瞼下垂を放っておくのは良いことではありません。症状がだんだん進んで、視界が悪くなっていってしまいます。
一方、眼瞼下垂がひどくなる前に適切なアドバイスを受けられれば、それだけ治療も簡単に済み、早く治る可能性が高まります。
ぜひ独りで不安を抱えたり、クリニックに行くのを面倒がったりせずに、チェックポイントに当てはまるような症状を感じたら、一度専門のクリニックを訪ねてみてはいかがでしょうか。
聖心美容クリニックの二重術・目頭切開・涙袋・眼瞼下垂施術一覧へ
他院の「二重術・目頭切開・涙袋・眼瞼下垂」に関するコラム
札幌院・六本木院・銀座院・大宮院・横浜院・熱海院・名古屋院・大阪院・広島院